IATF16949で要求される全てのコアツール APQP,PPAP,FMEA,MSA,SPCの
運用構築支援を提供します。
自動車品質規格 IATF16949
品質マネジメントシステムをDX化して、
IATF16949の運用を効率的/効果的に実現
多くの製造業では、サプライチェーンの大規模化・多層化がグローバルに進行しています。
特に自動車業界ではその傾向が顕著であり、国際規格IATF16949 に準拠した品質マネジメントを「データ」によって論証できることが求められます。
IATF16949が目指す「不具合の予防」、「品質のばらつき低減」という目的を達成するためには、データによる次のDX”仕組み”が必要です。
- 分析・不具合・変更などの情報を確実に次の工程に反映する
- 改善内容を次期製品に反映する
IATF16949のDX仕組み化によるBefore After
お客様の課題
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FMEAをExcelで「表」作成しているだけ…
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各種ドキュメントの変更内容がきちんと反映できているか、トレースできていない…
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MSAやSPCを実施はするが、ばらつきの削減・品質の改善につながっていない…
当サービスは、品質マネジメントシステムをDX化し、
組織的/効率的/効果的な活動を実現します。
お客様へ説明できる取り組み・仕組みへ
ランクアップさせます。
【 品質リスクマネジメント運用構築の仕組み 】
お客様の10年後のありたい姿を共に想定し、その実現に向けて運用システムを構築します
サービス内容
当サービスは、IATF16949で定義されるコアツール(APQP、PPAP、FMEA、MSA、SPC)の実効性・効率性を高め、規格の目的である「不具合の予防」と「品質のばらつき低減」を達成する”仕組み”の構築を支援します。
さらに、当ソリューションは、この”仕組み”の有効性をクライアントや監査員に対して『説明できる』状態にすることを目標としています。
以下はそれぞれのコアツールの支援概要です。
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APQP(先行製品品質計画)
APQPでは上流(設計)~下流(製造)の各工程で様々なドキュメントの作成が要求され、必要なフェーズと実施事項を定義して運用する必要があります。
当サービスでは、IATF16949で必要とされるデータを一元管理して、部門間を跨いたプロジェクト管理の運用を支援します。
その結果、プロジェクト全体を可視化して、計画されたタイミングで適切な人への承認ワークフロー、マイルストーン管理が可能となり、FMEAで特定したリスクへの対応、不具合対策等の実行と承認を抜け漏れなく管理できます。
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PPAP(生産部品承認プロセス)
PPAPでは顧客要求を充たす製品を製造する能力を判定するために必要な手順です。
当サービスでは先述のAPQPのアウトプットを出力することを支援します。
その結果、例として、設計FMEA、プロセスフローチャート、工程FMEA、コントロールプランなどのIATF16949のPPAPで要求される項目データベースで管理できます。
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FMEA(故障モード影響解析)
FMEAでは部品や工程の機能、潜在的な故障とその対策を体系的に整理する必要があります。
当サービスでは、設計者の心配点や過去の知見をデータベース化して、経験者に頼る「属人的な管理」から「データドリブンな管理」を支援します。
その結果、他者でも理解できるデータとして共有して、新たな気づきを次々とフィードバックできる継続的な改善活動となります。
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MSA(測定システム解析)
MSAでは工程全体の変動に対し、測定システムの変動がどの程度影響しているかを評価する必要があります。
当サービスでは、測定及び試験設備システムの結果に存在するばらつきを適切に解析するための教育、コンサルティングを行います。
その結果、工程変動を、測定システムと部品のばらつきに分けて、正しくばらつきを解析することができます。
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SPC(統計的工程管理)
SPCでは工程が安定し、かつ要求された能力を持つ工程であることが必要となります。
当サービスでは、貴社製品、取得データに対して、管理図および工程能力分析の統計的手法を適切に適用するための教育、コンサルティングを行います。
その結果、不良品の発生を未然に防いだり、顧客から要求された仕様や工程の能力を把握したりすることができます。
よくあるご質問
Q まだIATF16949を取得していないのですが、相談できますか?
はい、まだIATF16949を取得していないお客様や、これから取得予定のお客様のご相談も承ります。
Q 自動車業界ではないのですが、相談できますか?
はい、相談できます。基本的にはIATF16949サービスは自動車向けとなりますが、品質マネジメントシステムのコアの部分は他業界でも適用できます。個別に合わせてご提案致します。
Q 運用立ち上げに不安があります。どのような支援をしてくれますか?
運用立ち上げ前の段階で、現状把握と課題抽出、どのような仕組みづくりを目指すかについてご相談を承ります。また、その実現プロセスと必要なご支援(環境設定、フォーマットのカスタマイズ、管理者/利用者向けトレーニング、ご導入後の伴走支援等)について、御見積させていただきます。